GRAPE-DRシステム
2PFLOPS実現の方法
- スタティック・データフロー方式
- データの到着とともに、演算を発火
- 演算プロセッサ間を直接内部ネットワーク結合
- プログラムのデータフローグラフから、演算プロセッサを動的に結合
- 低遅延時間による並列性有効利用
- 高いハードウェア利用効率
- 1チップ内に1024個の演算プロセッサを実装
- システム全体で、2,097,152個の演算プロセッサ
- 汎用サーバの付加プロセッサとして実装
- コンパイラが汎用サーバ上のプログラムとGRAPE-DRプログラムに分割
GRAPE-DRシステムイメージ
GRAPE-DRチップのアーキテクチャ
- スタティック・データフロー技術
- 多数の演算器をパイプライン接続
- 共有メモリと、ネットワーク・パイプラインで接続
- 演算器間の直接接続により細粒度並列処理を実現
- 低遅延時間・高密度実装の実現
GRAPE-DRのアーキテクチャ階層
(C) GRAPE-DR Project